こんにちは、受付スタッフです。
令和4年度のがん検診が令和4年7月から始まります。
当院でも『子宮頸がん検診』を受けることが可能です。
本日はそのお知らせです。
実施期間は令和4(2022)年7月1日から令和5(2023)年1月31日までです。
「そもそも、子宮頸がんとは?」
という方もいるかと思うので、簡単にご説明を致します。
子宮は西洋梨を逆さにしたような形をしており、上部のふくらんだ部分を体部、下の部分を頸部と呼んでいます。
体部にできるがんを「体がん」、頸部にできるがんを「頸がん」といいます。
子宮頸がんは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんです。
子宮頸部は、性行為や出産などで刺激を受けやすい場所です。
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染により正常な細胞がダメージを受け、その結果、頸部の細胞が異常な変化を起こして異形成という病変になります。
多く場合は正常に戻りますが、そのなかの一部はがんへと進むことがわかっています。
若い女性でも、子宮頸部の細胞がダメージを受ければ子宮頸がんにかかる可能性があります。
HPVに感染している場合は、頸がんの発症率が高くなると言われています。
20代から40代の若い方は1年に1回の検診をお勧めします。
次回は、子宮頸がんになりやすい因子について、説明します。
港区在住の20歳以上の女性で港区子宮頸がん検診をご希望の方は検診当日に「受診券」を忘れずにご持参ください。