みなさん、こんにちは!
看護スタッフです。
最近暑い日が続いていますね。
わたしはこの間、ジムの体験レッスンに行ってきました。
久しぶりに体を動かすと気持ちいいですね。
さて、今回は慢性子宮内膜炎についてお話したいと思います。
慢性子宮内膜炎とは、子宮内膜に持続的な炎症がある病態をいいます。
組織学的には、子宮内膜への形質細胞(CD138陽性細胞)の浸潤を特徴としています。
子宮内膜とは、子宮の内側にある粘膜のことです。
慢性子宮内膜炎は着床障害の原因の一つと考えられています。
炎症の原因として以下のものが考えられています。
・流産時の処置や人工中絶手術、出産後
・子宮内の検査後 (子宮内膜生検、子宮卵管造影、卵管通水検査など)
・子宮内避妊具の長期留置
・タンポンの長期装着
・細菌感染(マイコプラズマ、腸球菌、大腸菌など)
・性行為による感染症(淋菌やクラミジア菌など)
・子宮内膜症
しかし、現状、慢性子宮内膜炎については十分に原因が解明されていません。
治療法としては、CD138陽性細胞を認めた場合は抗生剤治療を行います。
改善がみられない場合は、別の種類の抗生剤治療を行います。
*当院では、慢性子宮内膜炎の治療は自費となります。
慢性子宮内膜炎は、不妊や不育の原因とも考えられているので、気になる方はスタッフまでお声がけください。
院長も名古屋の学会で海外からの講演で最新の知識を勉強してきたそうです。
子宮鏡による慢性子宮内膜炎の検査は、他院へ通院中の方も検査可能ですので、お気軽にお問い合わせください。