こんにちは、受付スタッフです。
残暑がいっそう身に応える日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏が旬の食材と言えば何を思い浮かべますか?
夏野菜真っ盛りのこの時期は7月に続きナスやキュウリ、パプリカやししとうなどのトウガラシ類が旬となっています。
ツルムラサキやモロヘイヤも夏に美味しい野菜です。
枝豆も欠かせませんね。
この時期、我が家の食卓ではナスが活躍します。
煮浸しや南蛮漬けなど和食系はもちろんカレーやアヒージョ、パスタの洋食も麻婆茄子の中華までかなりお世話になります。
そんなナスですが調理によって色が変わってしまうことがありますよね。
これはナスニンという水溶性の色素成分が含まれていて、水に溶けだしやすい性質を持っているためです。
ところで、皆さんはナスの調理前にあく抜きはされますか?
ナスの実の部分に含まれるクロロゲン酸は空気に触れると茶色く変色する性質を持っています。
こちらは苦み成分(アク)なので、一般的に調理前に水に漬けてアク抜きすることが多いと思います。
ですが、皮の紫色が抜けていくってしまうので、よほどアクが強いナス以外は、アク抜きをせず、すぐに調理してもいいです。
また、揚げ浸しや炒め物など、ナスは油でコーティングすることによって、苦味を直接感じにくくなる効果もあるので、調理内容によっては思い切ってアク抜きを省いてOKです。
『アク』と聞いてしまうと敬遠してしまいますが、クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
栄養的にはまるごと摂取するのがおすすめとのことなので、アクが少ない品種のナスも多いので、選ぶ際に参考にしてみてください。
是非みなさんも夏の味覚を楽しんでくださいね。