秋と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
食欲の秋やスポーツの秋など、夏を超えて秋は涼しくなり、食べ物がおいしくなり運動をするのにも気持ちの良い気候となります。
そんな何を始めるのにも最適な秋ですが、今日は「読書の秋」についてお話ししたいと思います。
そもそも「読書の秋」となぜ言われるようになったのか。
一説には文豪 夏目漱石が関係していると言われています。
夏目漱石の書いた作品に「三四郎」という小説があります。
この作品において古代中国の詩人である韓愈の「灯火親しむべし」という詩を取り上げたことから「秋の夜は過ごしやすく読書をするのに最適な季節」=「読書の秋」に繋がり広まっていったそうです。
夜が長く涼しい秋は、静かに読書するにはぴったりの季節ということですね。
今の時期、久しぶりに旅に出たい!遠出をしたい!と思っている人は多いはず。
せっかくなら、旅行に出たくなるような本を読んでみませんか?
絶景を見に行くのも、身近ではできない体験をしに行くのもいいですね。
たとえタイミングが合わなくても、妄想の中の旅行だって楽しいもの。
身近な図書館やブックカフェで、素敵な本を探してみましょう。
人それぞれ秋の楽しみ方は異なると思いますが、趣を感じながらそれぞれの秋を精一杯満喫しましょう。