段々と秋らしい季節になってきましたね。
気温差が激しいので体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。
私は、医学部3年生です。
今回は、最近行われた実習の話をさせていただきたいと思います。
約1週間、病院での実習がありました。
そこでは、看護師の後ろを1日ついて回ることで看護師が病院でどのような業務をしているのか学べます。
私が特に印象に残っているのは、看護師の仕事量の多さと、看護師の患者に対するきめ細やかな配慮です。
実習前は、病棟の看護師というと、医師の診察の補助や患者さんのお世話全般を担っていると思っていました。
しかし、患者さんの言ったことの詳細な記録、入退院の手続き、薬の調剤など、他にも仕事内容は多岐にわたっていて、1日中休む暇なく動き回っている様子でした。
ついていくだけでも精一杯でした。
また、看護師は患者の不安にさっと気づいて笑顔で対応していました。
患者の表情、言葉、姿勢などをよく観察して、そこから困っていることを見つけ出し、患者さんが申し出る前に「〇〇さん大丈夫ですか?」と優しく声をかけていたり、励ましたり、時にはたわいない話で患者さんと盛り上がったりしている様子でした。
入院中の患者さんは病気のことや家族のことでたくさんの不安を抱えているので、看護師がいることできっと安心できるのだろうなと感じました。
将来医者になっても、今回つかせていただいた看護師のように患者さんに対して精神的に寄り添える医者になりたいなと思いました。