こんにちは。医学部3年生です。
段々と涼しくなってきて過ごしやすい日と、まだまだ暑い日があって読めない天気ですね。
体調にはお気を付け下さいね。
今回は、大学の授業で習った内容を少しだけ紹介させていただきます。
今回紹介させて頂くのは腫瘍についてです。
腫瘍というのは、細胞が刺激がないのにも関わらず、制御不能な状態で増殖し続けたために発生します。
腫瘍の中には良性のものと悪性のものが存在します。
良性のものは、基本的に腫瘍の発生組織+腫と命名されます。
たとえば平滑筋腫や脂肪腫などが挙げられます。
一方、悪性の場合は上皮性のものと非上皮性のものに分けられます。
上皮性のものは発生組織+癌と命名されます。
例えば、胃癌や肺癌が挙げられます。
非上皮性のものは発生組織+肉腫と命名されます。
例えば、平滑筋肉腫や骨肉腫です。
では、「がん」とひらがな表記の場合は何を指しているのでしょうか。
これは医学的というか、一般的に使われていて悪性腫瘍全般を指します。
大学で習うまで、漢字とひらがなの「癌」と「がん」が違うものだと思っていなかったので、驚きました。
日本人の2人に1人は癌にかかるといわれる時代です。
これからも癌についてもっと学んでいきたいと思います。