みなさんこんにちは。
近くの大学の3年生です。
寒い日もだんだん増えてきましたね。
お洋服もどれを着ていけばよいかわからず困ってしまいますね・・・。
今日は、大学の授業の紹介をさせていただきます。
前回、腫瘍の命名法の紹介をさせて頂きました。
今回も腫瘍関連でいきたいと思います。
よく、がん細胞は転移するといわれます。
肺がんは脳に転移しやすいなど、転移しやすい部位もある程度決まっているそうです。
では、転移とは何でしょうか。
そして転移にはどのような種類があるのでしょうか。
転移は、その名の通り、ある組織で発生したがん細胞が何らかの原因で他の組織に移行して増殖してしまうことを言います。
転移の種類には、代表的なものには3種類存在します。
それは、血行性、リンパ行性、播種性といわれるものです。
それぞれの説明を簡単にすると、血行性は血流を介して、リンパ行性はリンパ管を介して、がん細胞が他の組織に移行していきます。
文字通りですね。
血行性で転移しやすい臓器は血流の多い臓器で肝臓や肺があげられます。
大学の実習では、大腸癌が肝臓に転移した組織像を見ました。
次に、播種性というのは腹腔などの体腔にがん細胞がばらまかれることを言います。
胃癌の卵巣転移が有名です。
癌についてこれからも勉強していきたいと思います。