最近は日没も早く冷え込みも厳しくなり、一段と冬めいた空気となって参りました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
12月と言えばクリスマスですね!
迫りくる素敵な祭日に備え、クリニックではクリスマスツリーの飾りつけを行いました。
案外時間のかかるのに驚きましたが、私は装飾や組み立て作業が好きな方なので時間を忘れて没頭していました。
配色をあれこれと試行錯誤してゆっくり時間を過ごすのもたまには悪くないなと思いました。
ところで、近年は街中ではイルミネーションの光が溢れ、年々進化するイルミネーションスポットの美しさは私たちに感動を与え非日常を味わわせてくれます。
みなとみらい、六本木や日比谷のイルミネーションを見るために事前予約が必要だったり長蛇の列を作ったり、時間制限があったりと、ゆっくりと楽しむことが困難になりました。
このことについて、子供の頃に読んだクリスマスの絵本の描写にある家の中で過ごす温かいイメージのクリスマスとは乖離したものになっていることに時代の変化を感じます。
そして、今回クリニックのツリーの装飾を担当して、技術の進歩に伴う社会や文化の変遷の中で、家庭内で行事を楽しむことの大切さにふと気づかされました。
具体的には、兄妹家族とツリーを飾りつけたり、料理を作ったりケーキやシャンパンで贅沢な時間を過ごしたり、そのような元来のクリスマスの文化を風化させてはならず継受していかねばならないと思います。
愛の精神を貴ぶキリスト教の祭日であるクリスマスには恋人への愛情だけでなく家族への愛情や感謝も忘れずに伝えるべきだということを肝に念じて、今年のクリスマスを過ごしてみようと個人的には考えています。