先日、院長先生がジャマイカ大使館公邸へ招待されました。
ジャマイカと言えば短距離走で数多くの世界新記録を打ち立てたウサイン・ボルト選手の出身国であり、コーヒーの銘柄であるブルーマウンテンやバナナ、ココナッツ、サトウキビ、各種スパイスの栽培が盛んに行われています。
ジャマイカは、キューバの南東にあるカリブ海に浮かぶ小さな島国で、国土面積は秋田県の面積とほぼ同じです。
公用語は英語です。
年間を通して20℃以上と温暖な気候でベストシーズンは乾季の12月~4月です。
手つかずの山や海など大自然が魅了で、ベストシーズンには欧米からの観光客でにぎわうようです。
日本からの直行便がないため、アメリカ国内で1度または2度乗り継ぎが必要になりますが、アメリカやカリブ海の他都市との周遊もおすすめです。
今日は、ジャマイカの食についてブログを書いてみたいと思います。
まずは、日本の食事との違いについてです。
ジャマイカでは、鶏肉が食材として多く使われますが、ヤギ肉も使われるようです。
もっとも有名な国民食がジャークチキンと呼ばれる各種スパイスとハーブがミックスされたピリ辛なソースにチキンを漬け込み炭火でこんがり焼いた料理だそうです。
とても気になりますね。
次に有名なのがアキーソルトフィッシュ。
アキーと呼ばれる脂質の多い果物でジャマイカでしか食べられません。
見極めと下ごしらえが重要で塩漬けのタラと炒めた料理が朝食の定番でパーティーや結婚式にも登場するそうです。
果物と塩漬け魚の相性は中々想像できませんね、、
アフリカ、中国、インド、ヨーロッパ料理が混じりあったのがジャマイカ料理です。
厳しい労働に必要な体力を保つことが重視されているようでニンニクや唐辛子、スパイスが特徴です。
食事マナーについて紹介します。
先ほど紹介した国民食のジャークチキンをはじめ、言葉を話す前の幼い子どもに鶏肉を与えると、その子は生涯言葉が話せなくなってしまうという言い伝えがあり、鶏肉を使った料理はまだ言葉が話せない子どもに与えるのは禁止されています。
なお、早食いは歓迎されないので気をつけましょう。
自分だけさっさと食べて相手を急かせるような行為もNGなようで、食事の時間は相手と交流しながら存分に楽しむことができそうですね。
大らかでのんびりしていて、ゆったりとした時間を楽しむという国民性が表れています。
何かとせかせかしがちな私たち。
ゆっくり食後のコーヒーまで楽しむことを意識してみたいと思います。
ブルーマウンテンのコーヒーで有名なジャマイカ、1度足を運んでみたいものです。