こんにちは、看護部スタッフです♪
季節もだんだんと夏に近づいてきましたね。
赤ちゃんって抱っこすると体温でこっちまでぽかぽかするのですが、あかちゃん(ここでは新生児)の体温って私達大人よりもちょっと高めなんです(36.5-37.5℃)。
ぽかぽかのなか、夏でも育児に励んでいるママパパさん、本当にかっこいいなあと思いながらお散歩したりしています。
さて、話はそれましたが、今日は乳腺炎について書いてみようと思います。
皆さんは、乳腺炎って聞いたことありますか?
もしかしたら妊婦さんや、子どもがほしいと思っている多くの人が、出産後の授乳時に起こる辛い症状なんて想像してないんじゃないでしょうか。
でも授乳って実は個人差も大きく医療者側の意見も日々変わるくらい深いものなんです。
具体的に、乳腺炎とはどのようなものであるのか説明していきます。
乳腺炎には大きく2種類あり、「うっ滞性乳腺炎」「化膿性乳腺炎」とよばれます。
とてもシンプルに言えば、「うっ滞性乳腺炎」が悪化し、細菌感染を引き起こして生じたものが「化膿性乳腺炎」です。
共通している症状が、乳房の腫れ・痛み・熱感・しこり・赤み。
加えて「化膿性乳腺炎」の場合は38℃以上の発熱も起こったり、おっぱい(乳汁)の色が白・黄色→緑っぽくなったりもします。
上記症状にならないために大切なのが、おっぱいが張りすぎて痛いなど、授乳に関する悩みがあれば早めに医師や助産師に頼る事です。
乳腺炎は急に起こるものではなく、赤ちゃんが十分におっぱいを飲みとれなかったり、あるいはおっぱいが作られすぎた状態が続いておりおっぱいが詰まってしまうことによって起こります。
早め早めに授乳の悩みを解決していくことが大切になってきます♪
将来子どもを考えている方や、妊娠中の方、あるいは周りにそのような方いる方はちょこっと頭の隅に置いておいてください。
いつか役立つかもしれません☆