今回は、院長先生が発表する学会についてのブログです。
2023年10月5日(木)―7日(土)まで開催されます第51回日本臨床免疫学会総会にて学会発表をする機会に恵まれました。
学会の会場は東京都江東区にあります「ホテルイースト21東京」になります。
慶応義塾大学医学部内科学(消化器)の金井隆典教授が大会長です。
今回は3日間にわたり4会場で「免疫」をテーマにそれぞれプログラムが構成されています。
当院長は10月6日(金)に
『不育症および着床不全不妊症におけるネオセルフ抗体価とNK細胞活性との相関について』
という題名で発表いたします。
当院長はネオセルフ抗体が着床不全についての有効な検査になる報告もしています。
それは、不妊症・不育症におけるネオセルフ抗体価と凝固系や炎症についてのとても興味深い演題で、わたしたちもデータ入力等のお手伝いをさせて頂きました。
今回の学会では不育症や着床不全不妊症の患者での補体消費量やNK細胞活性といった自己免疫にかかわるものとネオセルフ抗体価についての発表するです。
今回も院長先生は休日にデータの解析をしていました。
ネオセルフ抗体についての研究成果は、今年の4月にも神戸で開催されたアジア生殖免疫学会で英語で発表いたしました。
また、Obstetrics and Gynecology Internationalという米国の英文学術誌に当院長が著者の論文『Evidence for Correlation between Novel Autoanibody against Phospholipid Named Neoself Anti-β2GPI/HLA-DR Antibody and Complement Consumption in fertile Patients』
が掲載されました。
日本語で発表した凝固系の方のデーターの別刷を記念に差し上げていますので、興味のある方は、是非クリニックにいらしてみてください。
今回の自己免疫に関係するNK細胞活性についての発表も、内容を限定して院内に提示をする予定です。