まつみレディースクリニック三田

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さんま:スタッフブログ(515)

皆さんこんにちは。

受付スタッフです。

 

朝や夜はだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じますね!

秋には毎年美味しいさんまを食べたくなります。

 

本日は、食欲の秋に関連して、「魚と月経痛」の関係についてお話したいと思います。

 

7月20日、東北大学は魚の摂取頻度と月経困難症(月経痛)との関連に着目し、産後の女性において魚の摂取頻度が「週一回以上」であると、中等度以上の月経痛を有するリスクが低くなる傾向があることを明らかにしたと発表しました。

 

月経痛は、女性に多く見られる婦人科疾患ですが、その主な原因として、生理活性物質の1つであるプロスタグランジンの過剰分泌による子宮の過剰収縮や子宮が狭いことがあげられます。

痛み止めを飲んでいる方も多いかもしれません。

 

近年では、魚を摂取すると炎症が抑えられたり、精神疾患の症状が改善されたりする効果が報告されています。

これは、魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)に抗炎症作用があり、炎症性の痛みの原因ともなるプロスタグランジンの作用を減少させるためだと考えられています。

 

東北大学の研究では、2,060人の女性を調査対象とし、最終出産から1.5年後に、魚の摂取頻度と月経痛の関連を調査していました。

 

この研究で産後1.5年年時の月経痛の重症度を調査した結果、産後の女性の28.1%が中等度以上の月経痛があったことが分かりました。

魚の摂取頻度が「週一回未満」の女性の38.0%が中等度以上の月経痛があるのに対し、魚の摂取頻度が「週一回」の女性では26.9%、「週二~三回」の女性では27.8%、「週四回以上」の女性では23.9%が中等度以上の月経痛が認められました。

 

この研究から、産後女性は魚を摂取することで、月経痛を軽減できる可能性が考えられます。

 

さんまが美味しくなるこの季節、是非、魚をたくさん食べましょう!

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