第2回アジア生殖免疫学会学術講演会の参加報告の第5回目になります。
生殖免疫学会の説明や学会のご紹介などイントロが長くなりました。
当院からの発表演題のご紹介に移ります。
Title: Relationship between Uterine Microbiota and NK Cell Activity and Complement Consumption in Infertile Patients with Implantation Failure
Author: Hirotaka Matsumi MD, PhD Matsumi Ladies Clinic
演題は①Purpose、②Methods、③Result、④Conclusionsの4つのパートから構成されています。
それぞれ、和訳すると①目的、②方法、③結果、④結論になります。
英語の抄録をそのままブログにすると、免疫がない方にはアレルギー反応が出るかもしれません。
できるだけわかりやすく、日本語でご紹介するように努めます。
演題から和訳すると以下のようになります。
演題名:着床不全不妊症症例における子宮内細菌叢とNK細胞活性および補体消費量の関係
研究成果のあらすじを4つのパートのまま短くまとめてみました。
目的:着床不全不妊症および流産既往不妊症・不育症症例の子宮内細菌叢とNK細胞活性および補体消費量との関連性を解析し、全身状態が子宮内環境に与える影響を調べる。
方法:着床不全不妊症および流産既往不妊症・不育症症例の子宮内細菌叢を属レベルまで解析し、全身のバイオマーカーであるNK細胞活性および血清補体価を測定した。
かなり長くなってきました。
頭に血流が行くと、血糖値が下がります。
一息つきましょう。
学会のランチは、名古屋市立大学の後藤先生とご一緒しました。
後藤先生とは北海道で開催されました日本不育症学会学術講演会の晩餐会でも楽しくラム肉をパクついたご縁ですが、久しぶりのランチ会もいい思い出になりました。