関西に拠点を移してから、神戸を訪れる機会も自然と増えました。
街を歩くたびに感じるのは、神戸が「医療」と「国際性」を静かに結びつけてきた都市だということです。
神戸市の人工島のひとつであるポートアイランドには、多くの研究機関や医療機関が集まっています。
理化学研究所、先端医療研究センター、大学の研究拠点、企業の研究所が近接し、
分野を越えた連携が日常的に生まれる環境が整っています。
そして、私自身もこれまで何度も足を運んできた神戸国際会議場では、
再生医療、創薬、医療デバイスなどの国際学会が数多く開催され、
国内外の研究者が集う「知の交差点」として機能しています。
ポートアイランドはアクセスの良さと落ち着いた雰囲気が両立しており、
研究者にとっても生活者にとっても心地よい場所だと感じます。
また、三宮やハーバーランドといった市街地からの距離感も絶妙で、
都市としての利便性と、海に開かれた開放感が共存しています。
こうした環境が、医療産業都市としての神戸の魅力を支えているのだと思います。
医療、研究、国際交流、そして生活。
これらが自然に重なり合う都市は多くありません。
久元市長から神戸の街づくりの講演を拝聴して
「都市がどのように人の健康と未来を支えるか」という問いに対して、
ひとつの答えを示しているように感じました。
これからも、神戸という都市の動きを静かに追いながら、
少しずつ地域振興に貢献するべく、行政や都市開発という分野などにも視野を広げたいと思います。

