7月、夏の日差しになってきました。
クマが情報番組に出没することも珍しくありません。
そんな夏本番、本日は熊の冬眠のお話です。
実は熊の冬眠と、ヒトの栄養不足で妊娠しにくくなる仕組みには、命の優先順位という共通点があります。
動物はピンチに陥ったとき、生き残るためにものすごい「割り切り」をするのです。
熊は冬になり山から食べ物が消えると、生き残るために動かなくなります。
「まともに動いたら餓死してしまう。心臓と脳だけをギリギリ動かして、歩く、食べる、排泄、体温維持などはすべて最小限に節約しよう」
これが冬眠です。
生きるために、今すぐ必要ない機能をすべて一斉にシャットダウンしているのです。
人間の場合も全く同じです。
極端なダイエットや食事の偏りで栄養(エネルギー)が足りなくなると、脳のセンサーが真っ先にピンチを察知します。
「このままだと持ち主の命が危ない。心臓や脳を動かすのを最優先にして、『今すぐなくても死なない機能』へのエネルギーはストップしよう」
このとき、一番最初に後回しにされてしまうのが、妊娠するための機能(生殖機能)なのです。
妊活中に自分の身体の栄養状態を知ること、妊活中や妊娠初期の食事に気を遣うことはとても重要です。
妊活を始める前に身体の状態をしらべることはプレコンセプションケア(Preconception Care)といいます。
皆さまも、まずはご自身の身体の状態を知ることから始めてみませんか?
血液検査などで現在の栄養バランスや不足している成分を知ることは、最短距離で妊娠しやすい身体を目指すための第一歩です。

