妊活の土台は日々の免疫ケア:ケアこそ「未来の自分」への投資|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

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妊活の土台は日々の免疫ケア:ケアこそ「未来の自分」への投資

妊活の土台は日々の免疫ケア:ケアこそ「未来の自分」への投資|まつみレディースクリニック|港区・田町・浜松町の産科・婦人科・不妊|女医在籍

京都の夏は真っ盛り、祇園祭が華やかに開催されています。
7月はじめのブログで熊の冬眠から妊活(プレコンセプショナルケア)のお話をしたと思いますので、その復習です。

冬になると熊は、生き残るために心臓や脳などの生命維持に不可欠な臓器以外の機能を最小限に節約します。
人間も過度なダイエットや栄養不足に陥ると、自分(すなわち個体)が生き残る以外の機能である生殖機能をシャットダウンします。
このように妊娠を望むなら、まずは身体が妊娠を受け入れられる状態にあるかどうかを知ることが大切です。

プレコンセプションケアは、決して今すぐ妊娠したい方だけのものではありません。
自分の身体の状態を知り、生活習慣を整えることは将来の健康寿命を延ばし、より豊かなライフスタイルを送るための「一生モノの健康投資」です。
その結果として、妊娠しやすい身体づくりに繋がります。

現在、私が特に力を入れている着床不全や不育症と免疫を司る細胞であるNK(Natural Killer:ナチュラルキラー)細胞の活性に関する研究でも、免疫バランスがいかに妊娠成立の鍵になるかが明らかになりました。

免疫力は「高ければ良い」のではなく「適正に保つ」ことが重要です。
日々の乱れた生活習慣は、ときにこの免疫バランスを崩し、着床を阻害する要因になることもあります。
だからこそ、専門的な免疫療法が必要な段階になる前に、毎日のセルフケアで身体を「整えておく」ことが、治療の効果を最大限に引き出す一歩となります。

プレコンセプションケアは、未来の自分へのやさしい約束です。
「何から始めればいいのか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
皆さまの日常に還元するだけでなく、学会発表の場においても最新の知見を共有し、着床不全や不育症に悩む方々への理解を深める一助となればと願っています。

【学会発表のお知らせ】
第71回日本生殖医学会総会で以下の学会発表を行います。

着床不全不妊症における末梢血NK細胞活性測定の臨床的意義:イントラリピッド療法による妊娠転帰改善の見地から
松見泰宇
M Life Creation Inc.

イントラリピッド療法については、このブログで何度か説明しています。
ブログの検索機能から、過去ブログも覗いてみてください。

第71回日本生殖医学会総会は秋田で開催されます。
わたしも還暦になりまして、秋田に行く機会も限られたものになると思います。
秋田大学の関係者の方には、米国スタンフォード大学留学中にもとてもお世話になりました。

秋田の名所、どこを訪ねるかとても楽しみにしています。

秋田での学びを深めつつ、これからも皆さまの「一生モノの健康」を支えるコンサルテーションを続けてまいります。
ぜひ、健やかな未来のために一緒に一歩を踏み出しましょう。