まつみレディースクリニック三田

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第64回日本生殖医学会報告 (6):シンポジウム:生殖医療における統合医療:one carbon metabolism

早いもので、11月から2か月が経ちました。 神戸で11月に開催されました日本生殖医学会の学会参加報告の続きです。 不育症の発表にfocusしてシリーズでお伝えしましたが、その他にも興味深い演題は数多くありました。 シンポジウムから2つだけ、①生殖医療における統合医療、②妊孕性温存療法の新展開をご紹介します。   最初は、「生殖医療における統合医療」について。 このシンポジウムは4つの講演...

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第34回日本生殖免疫学会・14th World Congress of the International Society for Immunology of Reproduction (2):肥満と精漿 (後編)

11月20日から、随分とあいだが空きました。 奈良にて開催されました、日本生殖免疫学会・World Congress of the International Society for Immunology of Reproduction(国際生殖免疫学会)の参加報告の続き(後編)です。 大変お手数ですが、11月20日のブログ、前編を復習されてから後編を読んでいただくと理解が深まります。  ...

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第64回日本生殖医学会報告 (5):不育症の基礎研究編:(3)子宮内膜のM2マクロファージ (後編)

前編に続く、後編の解説です。 マクロファージは炎症に関与する炎症性M1型と炎症を抑え免疫を抑制する方向に働く炎症性免疫抑制性M2型に分類されることが知られています。 M1型マクロファージとM2型マクロファージの着床における役割の違いは不明でした。   今回の研究ではM2マクロファージだけを除去できるネズミを使って着床におけるM2マクロファージの働きを検討していました。 普通(=野生型:W...

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第64回日本生殖医学会報告 (4):不育症の基礎研究編:(2)子宮内膜のM2マクロファージ (前編)

ちょうど1か月前に神戸で開催された、日本生殖医学会の報告の続きです。 今回の学会参加報告は不育症の発表にfocusして3部作のシリーズでお伝えしています。 構成は、1.抗精子抗体の話、2.子宮内膜における子宮NK細胞の話、3.子宮内膜のM2マクロファージの話です。   今回の発表は、北里大学と富山大学と東京大学との共同研究で、研究の指導者は、3つの大学に在籍された吉野修北里大学准教授です...

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低用量ピルの勉強会:スタッフブログ (108)

看護師です。   低用量ピルは避妊目的で、自費で処方されるものと、それとは別に月経困難症や月経前症候群、子宮内膜症などの治療を目的に、保険で処方されるものがあります。   クリニックでは保険で処方される第4世代の低用量ピルの、ヤーズとヤーズフレックスなどを主に扱っています。 黄体ホルモンの成分が少しずつ変わってきていて、最も新しい低用量ピルは第4世代です。 先日、低用量ピルの...

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第34回日本生殖免疫学会・14th World Congress of the International Society for Immunology of Reproduction (1):肥満と精漿 (前編)

お待たせしました。 奈良にて開催されました、日本生殖免疫学会・World Congress of the International Society for Immunology of Reproduction(国際生殖免疫学会)の参加報告です。   先日、漢方研究会の懇親会にて藤井知行東大主任教授とお話していたときのこと、同じテーブルでは、富山大学斎藤教授や日本医科大学の竹下教授など、...

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第64回日本生殖医学会報告 (3):ランチョンセミナー:食(栄養)と妊孕能

神戸で開催された、日本生殖医学会の報告の続きです。 先週、奈良で開催されました、日本生殖免疫医学会・World Congress of the international Society for Immunology of Reproductionの報告は、もう少しお待ちくださいませ。 今回の学会参加報告は不育症の発表にfocusして3部作のシリーズでお伝えしていますが、それ以外にも数多くの興味深...

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第64回日本生殖医学会報告 (2):不育症の基礎研究編:(1)子宮NK細胞 

神戸で開催された日本生殖医学会の報告の続きです。 不育症の勉強が最近楽しく、今回の学会参加報告は不育症の発表にfocusして3部作のシリーズでお伝えしています。 構成は、1.抗精子抗体の話、2.子宮内膜における子宮NK細胞の話、3.子宮内膜のM2マクロファージの話です。 抗精子抗体の話は臨床統計の話でしたが、残りの2つは基礎医学研究のご発表でした。   今日は、2つ目の話、「子宮NK(n...

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第64回日本生殖医学会報告 (1):不育症の臨床研究編: 抗精子抗体 

今年は東京で開催された受精着床学会に参加することができなかったので、神戸にて開催された日本生殖医学会に参加してきました。   学会初日は、懇親会のディナーかありまして、東京大学産婦人科大須賀教授や体外受精の世界的権威である木場公園クリニックの吉田理事長、留学帰りにお世話になりました日本の生殖医学の代表的な研究者の埼玉医大産婦人科の石原主任教授や梶原教授とも久しぶりにご挨拶出来まして、大変...

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産婦人科医のための漢方セミナー  (2)「証」

先日は産婦人科医師のための漢方セミナーにお邪魔してきました。 後半の演題は富山大学の学長の斉藤滋先生によるものでした。 座長は、帝京大学主任教授の綾部琢哉教授。   講演の要点を1行だけで、簡潔にお話しますと、 漢方薬は西洋薬とは、異なり疾患名よりもその人の「証」に応じた投薬をすることが必要である。 ということでした。   例えば月経前症候群の患者さんでも中間証(体力が普通にあ...

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