まつみレディースクリニック三田

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まつみレディースクリニック三田

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女性医療フォーラム(5)「LEP製剤の雑学」

女性医療フォーラム(5)「LEP製剤の雑学」です。 名古屋で開催された日本産科婦人科学会のネタが沢山あるのですが、先に、慶応義塾大学三田キャンパスのお話も併せて、今回で最終回です。 ブログに載せるのが大変遅くなりました。 多岐に渡った話のシメです。 演者は、慶応義塾大学ご卒業の高松潔先生でした。 高松先生は、現在、東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授です。 1970年代に欧米で使用されていた合成エ...

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日本産科婦人科学会 (5): 不育症とビタミンD (その4)

シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された「不育症とビタミンD」の講演の紹介の続きです。 講演後半の部分の、ホモシステインの蓄積に関わる酵素の異常の説明です。 ホモシステイン (homocysteine) は、アミノ酸のひとつであるメチオニンの代謝における中間生成物です。 メチオニンを代謝する(=分解する)酵素の中...

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日本産科婦人科学会 (4): 不育症とビタミンD (その3)

シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された、「不育症とビタミンD」の講演の紹介の続きです。 不育症の方は(着床部位の微小血栓により)赤ちゃんへの血流が減り、流産に至る。 ビタミンDは炎症を抑制する。 ホモシステイン(HCY)は炎症を促進し、ビタミンDと逆相関している。 という話をしました。 今回はホモシステイン(H...

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日本産科婦人科学会 (3): 不育症とビタミンD (その2)

シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された、「不育症とビタミンD」の講演の紹介の続きです。 不育症の患者さんは①NK活性が高く②血栓が形成される結果③流産に至るという話を前回しまして、今回はビタミンDのお話からです。 このように不育症の原因となるNK活性ですが(昨日のブログ参照)、ビタミンDによって有意に抑制される...

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日本産科婦人科学会 (2): 不育症とビタミンD (その1)

名古屋で開催された日本産科婦人科学会に参加して勉強してきました。 どの演題も面白かったですが、一番興味が持てたのはシンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」についての4題です。 ちなみ、preconception は conception=おなかの中に新しい命をさずかること、の前の状態のことをいいます。 最初の演題は「生殖医学...

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AMHってなに? : スタッフブログ (45)

こんにちは(^^) AMHについてお話します! AMHとはアンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)を略したもので、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのことです! 血液中のAMH値が原始卵胞から発育する前の前胞状卵胞数を反映すると考えられていて、その値は卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかつまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。 その為、AMHは卵巣予備...

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日本産科婦人科学会(1): 不育症のランチョンセミナー

日本産科婦人科学会の報告(1)です。 沢山の演題がありましてどれも大変勉強になりましたが、今勉強したいと思っている不育性の話のご紹介です。 2日目のランチョンセミナーは慶応義塾大学をご卒業の杉先生の不育症に関するご講演を選択。 不育症の診断と治療の歴史から始まりまして、大変アカデミックな内容でした。 不育症の患者さんに、随分昔のことですが、わたしが東大で働いていた頃によく行われていた「夫リンパ球輸...

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名古屋(1)「青木産婦人科」

名古屋に来ています。 日本産科婦人科学会に参加するためです。 この機会に私は東京大学の藤井知行主任教授からご紹介いただいていた青木産婦人科クリニックを訪ねました。 青木耕治院長先生は「不育症、着床障害」でとても有名な先生です。 今回はご挨拶だけのはずが、たっぷり4時間くらいエネルギッシュに不育症、着床障害に関する講義をしてくださいまして大変ありがたかったです。 先月からクリニックに元愛育病院の助産...

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女性医療フォーラム(2)「慶應義塾大学」

女性医療フォーラム(2)です。 タイトルは「慶應義塾大学」になってますが、ほとんどすべてが低用量ピルの話です。 先日、新宿で女性医療フォーラムに参加させていただきました。(ブログ参照) 座長は慶應義塾大学名誉教授の吉村泰典先生、演者は、慶応義塾大学ご卒業の高松潔先生です。 高松先生とは、留学帰りに成育医療研究センターにてお世話になってからのご縁です。   慶応義塾大学の先生は、吉村名誉教...

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ピルの話:スタッフブログ (38)

こんにちは。事務スタッフです。 今日はピルの話をしたいと思います! 私がピルを飲み始めたのは大学受験のとき、生理を絶対入試と被せたくないと思って飲み始めました。 そこから生理について悩んだことはほとんどありません。 そこで少しでもピルに興味がある方の参考になればと、ピルに関してよかったことについて書いてみたいと思います。   ①生理の量が圧倒的に減り、ロキソニンを飲まなくても大丈夫な程度...

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