まつみレディースクリニック三田

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Up-to-Date on ART in 2019 (1)「堤治先生」

土曜日は外来終了後、生殖補助医療(体外受精胚移植)の研究会 (Up-to-Date on ART in 2019)にお邪魔してきました。 汐留です。   少し、早く学会場に到着いたしまして、オープニングリマークご担当の堤治山王病院長、クロージングリマークご担当の石原理埼玉医大教授などにご挨拶する時間もありました。   山王病院の堤治院長先生のオープニングリマークの要旨は、以下の...

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日本産科婦人科学会 (9): 小胞体ストレス

日本産科婦人科学会の報告の最終回です。 シンポジウムの残り2つの演題は、①卵巣小胞体ストレスの話と②子宮内膜幹細胞と上皮間葉転換の話でした。   とても難しく、日常の臨床にはあまり関係ないので、最初の演題の小胞体ストレスという単語の説明だけ。 小胞体ストレスとは、細胞の中の小胞体というタンパク質を変化させる(=修飾させる)ところに、構造が変化した(=変性した)タンパク質が蓄積している状態...

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日本産科婦人科学会 (8): 子宮内膜症の漢方薬

遅くなりました。 日本産科婦人科学会の学会報告の続きです。   ランチョンセミナーには、子宮内膜症に対する漢方療法の講演もありました。 演者は鳥取大学の原田省先生、座長は東京大学の大須賀穣先生でした。 内容を簡単にお話しすると、 子宮内膜症になるネズミを作成(モデルマウス)し、そのネズミに漢方薬を投与した結果、 ①マウスは痛みを感じる程度が減少し、痛みの原因となる物質(プロスタグランジン...

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日本産科婦人科学会 (7): 慢性子宮内膜炎 (その2)

日本産科婦人科学会のシンポジウム2、「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された「慢性子宮内膜炎」の話の続きです。 今回の発表は、子宮内膜が受精卵(胚)を受け入れる力(胚受容能)を検討するために体外受精胚移植の患者を対象とした臨床研究で、凍結融解した移植胚(受精卵)を用いて検討されてます。 内容としては、 ①慢性子宮内膜炎がある場合...

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日本産科婦人科学会 (6): 慢性子宮内膜炎 (その1)

遅くなりました。 4月に名古屋で開催された日本産科婦人科学会で勉強してきた内容の紹介の続きです。 シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された2番目の講演は「慢性子宮内膜炎」の話でした。 慢性子宮内膜炎が子宮内膜の機能と分化(=細胞が成長しその性質が変わること)に及ぼす影響とその治療について、要点は以下の5つです。 ...

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女性医療フォーラム(5)「LEP製剤の雑学」

女性医療フォーラム(5)「LEP製剤の雑学」です。 名古屋で開催された日本産科婦人科学会のネタが沢山あるのですが、先に、慶応義塾大学三田キャンパスのお話も併せて、今回で最終回です。 ブログに載せるのが大変遅くなりました。 多岐に渡った話のシメです。 演者は、慶応義塾大学ご卒業の高松潔先生でした。 高松先生は、現在、東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授です。 1970年代に欧米で使用されていた合成エ...

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日本産科婦人科学会 (5): 不育症とビタミンD (その4)

シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された「不育症とビタミンD」の講演の紹介の続きです。 講演後半の部分の、ホモシステインの蓄積に関わる酵素の異常の説明です。 ホモシステイン (homocysteine) は、アミノ酸のひとつであるメチオニンの代謝における中間生成物です。 メチオニンを代謝する(=分解する)酵素の中...

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日本産科婦人科学会 (4): 不育症とビタミンD (その3)

シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された、「不育症とビタミンD」の講演の紹介の続きです。 不育症の方は(着床部位の微小血栓により)赤ちゃんへの血流が減り、流産に至る。 ビタミンDは炎症を抑制する。 ホモシステイン(HCY)は炎症を促進し、ビタミンDと逆相関している。 という話をしました。 今回はホモシステイン(H...

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日本産科婦人科学会 (3): 不育症とビタミンD (その2)

シンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」で発表された、「不育症とビタミンD」の講演の紹介の続きです。 不育症の患者さんは①NK活性が高く②血栓が形成される結果③流産に至るという話を前回しまして、今回はビタミンDのお話からです。 このように不育症の原因となるNK活性ですが(昨日のブログ参照)、ビタミンDによって有意に抑制される...

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日本産科婦人科学会 (2): 不育症とビタミンD (その1)

名古屋で開催された日本産科婦人科学会に参加して勉強してきました。 どの演題も面白かったですが、一番興味が持てたのはシンポジウム2の「妊孕性改善と生児獲得を目指したpreconseption care(プレコンセプションケア) 」についての4題です。 ちなみ、preconception は conception=おなかの中に新しい命をさずかること、の前の状態のことをいいます。 最初の演題は「生殖医学...

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