まつみレディースクリニック三田

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まつみレディースクリニック三田

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第66回日本生殖医学会報告 (2):「生殖医療と社会の変容」

ついに新年度になってしまいましたが、昨年11月に米子で開催された第66回日本生殖医学会の報告の2回目です。 まだ、もう1つ不育症の講習会の参加報告が残っておりますが、明日は日本橋にて東京大学産婦人科学講座大須賀穣主任教授主催の講演会があり、ひょっとして久具先生とお会いするかもしれないので、急ぎ報告します。   教育講演の中で面白かったのは「生殖医療と社会の変容」で、演者は東京都立墨東病...

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第3回日本不育症学会(4):「APLパネル検査(前編)」

生殖免疫学会に続いて生殖医学会も開催されましたが、ブログにアップする機会が伸び伸びになっていた第3回日本不育症学会のWEB講演会の4回目の参加報告です。 新年度になってしまいましたが、第66回生殖医学会の参加報告も控えておりまして、書き貯めておりましたものを順次報告させていただきます。   今回の一般演題は、どれもわかりやすくて勉強になりました。 その中から「抗リン脂質抗体検査における...

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β2GPIネオセルフ抗体

不育症の原因と考えられる新たな自己抗体(β2GPIネオセルフ抗体)が見つかりました。 今回は新たな自己抗体(β2GPIネオセルフ抗体)を検出する検査法を可能な限りわかりやすくご紹介します。   この自己抗体を持つ人は、抗リン脂質抗体症候群という自己免疫疾患(自分で自分の身体を攻撃してしまう疾患)を発症する可能性が高くなります。 抗リン脂質抗体症候群を発症すると細い血管が血栓で詰まりやす...

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第36回日本生殖免疫学会総会 (7):「イルミネーション」

今回が第36回日本生殖免疫学会総会の参加報告の最終回です。 クリニックが診療に力を入れている不育症についての基礎的研究は日本生殖免疫学会の研究領域になります。 これまでは、不育症や抗リン脂質抗体症候群やについて学会報告をしてきました。   月経逆流血の存在は、子宮内膜症の発症に重要な役割を果たしていて、腹腔内に逆流した月経血に何らかの因子が加わることにより、子宮内膜症が発症するのではない...

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第36回日本生殖免疫学会総会 (6):「樹状細胞」

新宿京王プラザホテルにて開催された第36回日本生殖免疫学会総会の参加報告もそろそろ終わりです。 第36回日本生殖免疫学会長は日本大学医学部産婦人科学系産婦人科学分野の川名敬主任教授でした。 クリニックが診療に力を入れている不育症についての基礎的研究は日本生殖免疫学会の研究領域になります。 これまでは、不育症や抗リン脂質抗体症候群について学会報告をしてきました。   子宮内膜症の発症には、...

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第36回日本生殖免疫学会総会 (5):「子宮内膜症の生殖免疫学」

第36回日本生殖免疫学会総会の参加報告の第5回目です。 不育症はクリニックが力を入れている診療領域ですが、基礎医学では日本生殖免疫学会の研究領域になります。   ワークショップは以下の3つの演題が取り上げられていました。   ①:「腹腔内の樹状細胞の子宮内膜症への関与」演者:泉玄太郎(東京大学 医学部附属病院 女性診療科産科) ②:「慢性子宮内膜炎を再検討する」演者:黒田恵司...

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第36回日本生殖免疫学会総会 (4):「抗PS/PT抗体とEGF」

日本生殖免疫学会は不育症の基礎研究領域の学会です。 今回は、第36回日本生殖免疫学会総会の参加報告の続き、第4回になります。 合同シンポジウム「抗リン脂質抗体症候群」の中から続きまして杉ウイメンズクリニックの杉俊隆院長先生の「不育症患者におけるanti-phosphatidylserine/prothrombin antibodies(抗PS/PT抗体)とepidermal growth fact...

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不育症の新しい検査:スタッフブログ(300)

こんにちは!事務スタッフです。 今回は不育症と近年新しく報告された不育症の原因と考えられる自己抗体(β2GPIネオセルフ抗体)についてお話しようと思います。   不育症は不妊症に比べてまだまだ認知が低く、不育症という病気について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。 日本では不育症の患者の半数以上が原因不明といわれています。 そのため、どのように治療していいのかわからないことも多...

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第36回日本生殖免疫学会総会 (3):「Obstetric APS」

第36回日本生殖免疫学会総会の参加報告、第3回です。 日本生殖免疫学会はクリニックが診療に力を入れている不育症の基礎的研究領域になります。 合同シンポジウム「抗リン脂質抗体症候群」の中から、東京大学医学系研究科産婦人科学講座永松健准教授の「Obstetric APSの免疫学的病理機序と治療法における課題-抗血小板/抗凝固療法の先へ」を解説します。   抗リン脂質抗体症候群(APS:an...

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第66回日本生殖医学会報告 (1):「米子」

米子で開催された第66回日本生殖医学会に出席してきました。 学会長は鳥取大学医学部附属病院長の原田省教授です。   海外招請講演は東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座の大須賀穣主任教授が座長の子宮腺筋症の話。 タイトルは「Unveiling the Pathogenesis and Pathophysiology of Adenomyosis:Diagnostic, therape...

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