2月1日水曜日は、ちょうど休診日で、東京大学周産期研究会のWEBミーティングに参加しました。
研究会では、東京大学医学部産婦人科学教室同窓会の大須賀穣会長のご挨拶のあと、総勢100名以上の参加者が集まり、活発な質疑応答がありました。
今年のテーマは「産科異常出血への対応」で、帝京大学病院や埼玉医科大学総合医療センターといった関連大学以外にも、基幹病院からの若手の先生方からの発表もありました。
特に、東京山手メディカルセンター早稲田凜先生の「多発子宮筋腫合併妊娠に対してバルーンを留置して帝王切開を行った一例」といった症例報告から東京都立墨東病院土井裕美子先生の「当院における後期分娩後異常出血の原因と対応」といった臨床統計の演題まで聴いていて頼もしく感じられました。
前置きが長くなりましたが、若手の先生方が産婦人科専門医として必要な初期研修をしっかりと関連病院で実践されているのに刺激を受け、久しぶりにブログを書いています。
勿論、関連大学からは臨床統計に基づいたいくつかの興味深い発表がありまして、今回は、その中から埼玉医科大学病院吉田智昭先生の「当院でのRPOC管理と対応について」という演題を簡単に紹介させていただきたいと思います。
演題紹介は第2回に続きます。